マイクロシフト・XCD RD-M785L
シマノ・ダイナシスと互換性があります。
RD-M865M
パンタグラフ部を動かすためのアーム部。長く、フレーム側に寄せるように配置される
切り替えられるクラッチ機構
11速対応のトリガーシフター。SL-M861R
カセットスプロケット CS-G110
こちらもカセットスプロケット。CS-G113ローギヤは46T。ロー側の2枚はアルミ製。ワイドレンジ化の流れに対するマイクロシフトの答え。11、13、15、18、21、24、28、32、36、40、46T
http://www.microshift.com.tw/en/product-category/mtb/xcd/
SOC18: Microshift XCD derailleur plays nice w/ Shimano, Drop bar shifters also operate droppers
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今までのXCDもクラッチ機構を備えていました(RD-M785L)。しかし新型はメインボディの形状とワイヤの引き部分を大胆に変更してきました。引き部分のアームはかなり長く取られています。おそらくてこの原理によりシフターのレバーの引きが軽くなっているでしょう。
全体のデザインも一気に垢抜けたと思います。
なんだかフロントシングルの流れが強くなってから、世のパーツメーカーの元気がよくなってきた感じがします。フロント変速はシマノがナンバーワンです。正直、敵うメーカーはどこにもありません。しかしスラムがフロント変速に見切りを付けイーグルをリリースしたあたりから、MTBには必須だったフロントディレーラーという装備が「なくても良いんじゃない?」というふうに変わってきました。
イーグルは1×12速を売りにしていますが、もう一つの美点は超でかいローギヤです。ハブを隔てて反対側にあるディスクローターよりも大きいモノすら存在するカセットスプロケット。それに引きずられるかのように、一昔前までローは23Tでなければ軟弱だ! なんて暴論すら存在したロードバイクでさえも、28T、29Tは当たり前になろうとしています。シマノ、カンパはリヤディレーラーのケージはミドルが標準となりましたし。
マイクロシフト・XCDもその流れに沿うように、ロープロファイルデザインのRD-M865Mと共に46Tというローギヤを備えるCS-G113もリリースしてきました。惜しむらくは12速になっていなかったこと。でもキャパシティが多いのでシマノにはない長所はあるかと。
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