ハイパワーサイクルズ・
HPCエボリューションAT
●スペック
■フレーム 6061-T6アルミ、CNC加工スイングアーム
■リヤユニット DVO・ジェイド230ミリトラベル
■フォーク DVO・ファクトリーファットチューンドサスペンション200ミリ
■モーター ブラシレスミッドドライブ(PAS+スロットル)3000W(時速9~45キロまで)
■バッテリー 100マイル走行可能
■ホイール タイヤマキシス・ミニオン4.8
■ドライブトレイン ローロフ内装ギヤ14速
http://www.hi-powercycles.com/2019-hpc-revolution-at/
https://www.vitalmtb.com/forums/The-Hub,2/Would-You-Ride-This-13-000-Downhill-Fat-E-Bike,10118
TEXT
あー、こりゃスゴイ。なんというか、MTBでもなくモーターサイクルでもない。なにやら新しいスポーツビークルという印象を受けました。
ハイパワーサイクルズはロサンジェルスに拠点を持っています。クリス・ハントとデレク・ハントという兄弟が始めました。2008年ですから若いメーカーです。海外のサイトではちょいちょい見かけますね。自転車に何かを足すというスタンスではなく、こういう新しいモノを作る! という信念のようなモノが感じられます。
もちろん基本的にMTBの部品を使っているのですが、使いこなしが非常に上手ですね。特にこのエボリューションATはDVOのパーツを採用して、さらにコーポレーションカラーであるグリーンをバイクの基本色とすることで、まとまりと共に圧倒的な存在感を誇っています。
ロングトラベルのスーパーファットなので、普通の走行、特に上りなんかはモーターアシストなしでは厳しいでしょう。しかしモノコック状のメーンフレームにはかなりバッテリーの積載空間がありそうです。100マイル持つというのなら、一日のトレイルライドは十分かと(パワーやバッテリーは選択可能、100マイルはもっともハイエンドな仕様選択時)。そして魅力なのはその走破力。軽快さがない反面、おそらくどのDHバイクよりも圧倒的でしょう!
かつてこの手のバイクの難点とされたポジションも、ハイトアジャストシートポストの登場により漕ぐ空間だけは確保されつつあります。そしてスーパーファットタイヤによりバイクが生み出すパワーを路面に伝えることが出来るようになりました。
DHのトレーニングだけでなく、エボリューションATを使った何かを提案できるような気がします。
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