ローバル・ディスクディスク
……ディスクブレーキ対応のディスクホイールで名前がディスクディスク、なにやら早口言葉のようです(笑)。でも前後で1005グラム、チューブレスレディという未来を感じさせるスペックなのです!
右面と左面でカーボンの貼り方が違う?
ハブ部分は別構造
一番左にあるウレタンコアに様々な素材を貼り込んでいく。オレンジはケブラーだろうか? さらにアラヤなどと同様にテンション構造になっていると思われる放射線状に模様が描かれている。最後に表層を貼り込む
これはターマック・R10ディスクの新型
おそらくプロトタイプであろう33,1/3インチという大型ホイールが付いたバイク
https://www.bikeradar.com/road/news/article/roval-321-disc-specialized-tarmac-10r-disc-52305/
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面白いですね。そういえばスペシャライズドは昔からバトンホイールやディスクホイールに熱心でした。このディスクディスクもその延長線にあるのでしょう。
ディスクホイールは数あれど、ディスクブレーキに対応しかつチューブレスレディタイヤがはけるというホイールはディスクディスクが先駆者の一つになるのかと。
近頃はフロント用ディスクホイールはほとんど見られませんが、これは如何に空力に優れたホイールだとしても屋外での使用時にはハンドルが取られて危険だというまっとうな判断からです。なのでディスクディスクは屋内用の使用がメインとなるでしょう。スペシャも近い未来、ディスクブレーキ対応&チューブレスレディというスペックでバトンホイールを出してくるのではないでしょうか。
ディスクディスクは色物ではありません。今後プロレースシーンでも見かけることが増えるでしょう。私も驚いたのですが、TTレースに置いてクリンチャーは結構使われているのです。ディスクホイールという一般的には重いホイールに、さらに構造として重いクリンチャーを用いることにびっくりした記憶があります。理由は真円度の高さだとか。んー、なるほどと思いました。確かに理にかなっています。チューブラーはそれこそソーヨーのシームレスクラスでもない限りゆがんでいます。加減速のないようのシチュエーションでは、多少重量があってもクリンチャータイプのメリットを生かすことができるというのは新しい情報でした。
そしてディスクディスクはほぼ1000グラムというマスドロードと比べても軽量なホイールです。ディスクホイールで用いられるレンズ形状などをとらない代わりに、軽さという武器を手に入れました。ディスクブレーキのパワーにもチューブラーよりクリンチャーの方が向いていると言われていますから、かなり使えるホイールなのではないでしょうか?
ディスクホイールと言えば、TTバイクやトライアスロンなどに用いる機材です。しかも普段は使わないことが多いですね。なので高級品となることが多いですが、このディスクディスクはどうでしょうかね?
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