JBG2・DPS
フルカーボン、且つインナー&アウターの径の差があまりないため、一見するとハイトアジャストシートポストだとは見分けにくい
●スペック
■サイズ 27.2、30,9、31.6ミリ×400ミリ
■ストローク 60ミリ
■素材 カーボン、チタンボルト
■制限体重 95キロ
■重量 240グラム
http://jbg2dps.com/en
TEXT
単体実測220グラム!
はははっ! これは見事です。
下手をすると昇降機能を持たない、一般的なシートポストと同じくらいの重量です。つい数日前、これまた軽量パーツメーカーのFRMからアンダー300グラムのハイトアジャストシートポストが出て来たばかりというのに、それをあっさりと凌ぐものが出て来ました。
JBG2はバイクパーツとしてはこれが処女作となるようです。ホームページに行っても、他の製品はまったくありません。それでも2016年あたりから徐々に姿を見せ始めていたようであり、すでにMTBチームに供給しテストを重ねているようです。
それにしても軽い。外側のシートポストとしてでさえもフルカーボン製で220グラムというのもざらにあります。さらにハイトアジャストシートポスト機能を取り付けるとは、一体どんなカラクリがあるんでしょう? 中身は、いっそ凄くシンプルなスプリングだけなのか? チタンスプリングなのか? と思ったら、昇降&固定機能はハイドロリック形式と記されて居ます。おー、なにやら凄く軽量なカートリッジか何かでしょうか?
ストロークはわずか60ミリ。ですが、ハイトアジャストシートポストの黎明期にはあったスペックですし、なによりここまで軽量ならXCやロード、シクロクロス、グラベルロードで十分活用の仕方があるはず。
惜しむらくはケーブルラインがステルスでないこと。せめて下向きでないと引っかかりが産まれてしまうでしょう。
それでも高い可能性があるハイトアジャストシートポストだと思います。
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