口で言っただけではよく分からないのは世の常です。
そこら辺の解説動画がシマノオフィシャルで出ていますので、見てみましょう。
まずはドライブトレインから
次はハブのサイレンスシステムについて
こうやってみると、今回シマノは全体的に手を入れてはいるのですが特にドライブトレインに注力していることが伺えます。
あまり目立ちませんが、HG+(ハイパーグライドプラス)は小ギヤから大ギヤへ移るための技術だったHGをさらに推し進め、大ギヤから小ギヤへの移動も緻密にコントロールしている新技術です。過去に出て来たIG(インタラクティブグライド)やLG(リニアグライド)といった技術からのフィードバックのたまものでしょう。こういった緻密な技術の結晶はシマノの看板とも言える部分ですから、きっとスラム・イーグルを上回るスムーズさを実現しているでしょう。
またマイクロスプラインは、シマノがある意味財産とも言える長年の蓄積を放棄してまで手に入れた新規格です。おそらくホイールメーカとは結構な衝突もあったと推測します。それを乗り越えて導入したマイクロスプラインは果たして市場とユーザーに受け入れてもらえるのか? これ、シマノのオフロードコンポの分水嶺で間違いないかと。
私見では同じく少数派であったスラムのXDドライバーが受け入れられているので、このマイクロスプラインも行けるのではないかと踏んでいます。
現物に規格の違いを乗り越えさせるほどの説得力があるか、そこがなによりも重要ですけどね。
私はあると感じています!
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