スペシャライズド・新ヴェンジ?

スペシャライズド・新ヴェンジ?

スペシャライズド・ヴェンジ

ドーフィネで目撃されたようです。

ホイールをローバルにすることで、まさにトータルデザインが成されているヴェンジ。

 

フロントフォークは完全なストレート形状。ダウンチューブはクラウン部からの流れに対して一度へこませて受けるという独特のスタイルを持つ。

 

リヤ三角は定番となった形状。集合部は下側へオフセットさせ、シートステーは幅広で縦方向へつぶれている

専用のハンドルとステム。ハンドルはトップ部が非常に平らな形状をしており、空力をかなり意識していることが分かる

 

BB30を採用しているらしいBB部。

 

専用のシートポストにはなんとDi2用のジャンクションが収納できる。新しいトレンドとなるか?

https://www.bikeradar.com/road/news/article/new-specialized-aero-bike-spotted-at-criterium-du-dauphine-52380/

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先代モデルと比べると……、いや先代モデルのキャリパーブレー仕様キとディスクブレーキ仕様とどちらと比較したらいいのか? 悩みますね。

どちらとも共通なのは、リヤ周りでしょうか。ここらは新型もほぼ似たような形を採用しています。エンドも142ミリのスルーアクスルは2018モデルで採用済みです。

この新型はフロント周りの変更が大きいと思います。クラウン部からエンドまで細くなっていかないフロントフォーク、フロントホイールまでギリギリまで太くしてえぐれを持たせていたのをシェイプアップして細身にしたダウンチューブ、なにか違和感があるような形状だったステムも野太くボックス形状のようなものに。上ワンをステムとトップチューブの流れになるようにしていたのを、落ち着いた形に。

さらに言うと、ヘッドチューブが気になります。これワンポイントファイブテーパーコラムなんでしょうか? それを越えるようなボリュームがあるような……?

フロントフォークとダウンチューブにかけて、空気の流れを整えるデザインが成されています。ダウンチューブはヘッドチューブ側にへこみがついており、新しい考えに基づく設計がなされていることが伺えます。先代モデルはこの空間をつぶして空力を高めるというような設計でした。

というように一目見ただけで色々疑問点が出て来ます。詳しくは……、また後日!

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