タイムがペダルの新型を次々に投入しています。なにがあったんでしょうか?
スペチアーレ
レッド
グレイ
ブルー
●スペック
■ボディ 6106-T6アルミ
■シャフト オーバーサイズホロースティール
■ベアリング スチール
■重量 404グラム(ペア)
アタックXCシリーズ
ワールドチャンピオン
●スペック
■ボディ コンポジット
■シャフト ホロースチールアクスル
■ベアリング スチール
■重量 294グラム(ペア)
12
●スペック
■ボディ カーボン
■シャフト チタンアクスル
■ベアリング スチール
■重量 248グラム(ペア)
8
●スペック
■ボディ カーボン
■シャフト ホロースチールアクスル
■ベアリング スチール
■重量 286グラム(ペア)
6
●スペック
■ボディ コンポジット
■シャフト ホロースチールアクスル
■ベアリング スチール
■重量 290グラム(ペア)
アタックDHシリーズ
4
●スペック
■ボディ アルミ
■シャフト オーバーサイズホローアクスル
■ベアリング スチール
■重量 476グラム(ペア)
リンク
●スペック
■ボディ コンポジット
■シャフト スチール
■ベアリング スチール
■重量 348グラム(ペア)
Xプロ
15
●スペック
■ボディ ライトカーボン
■シャフト ホローチタンアクスル
■ベアリング スチールベアリング
■重量 174.6グラム
12
●スペック
■ボディ カーボン
■シャフト チタンアクスル
■ベアリング スチール
■重量 188グラム(ペア)
10
●スペック
■ボディ カーボン
■シャフト ホロースチールアクスル
■ベアリング スチール
■重量 226グラム(ペア)
https://www.time-sport.com/int-en/
http://www.podium.co.jp/time/
TEXT
スペチアーレを見かけて、それを確認しにタイムのサイトに行ったら、こりゃまた沢山新型が……!
ちょいちょい端折りましょう(笑)。
フルアルミボディのスペチアーレ。トレイル系というかエンデューロ系にカテゴライズされています。アルミの薄型ケージにフローティングではないビンディングシステムはおそらくHTに影響を受けたのでしょう。シマノのトレイル系ではないと思います。ケージの面積などは似てますけどね。海外のレースを見ると本当にHTの使用者がたくさん居ます。しかもスポンサーを受けてなさそうな人も使っています。随分使い勝手が良いんでしょうね。一度使用者に話を聞いてみたいものです。HTはフラット系からの延長だと思いますが、タイムは基本的にビンディング屋ですから、もうちょっと思い切っても良さそうな感じをスペチアーレからは感じます。でも回転させたときの感触はこっちの方がよさそうな……。ま、予想ですけどね(笑)。
そして定番のアタックシリーズも変わって居ました。アタックと言えば泥まみれのコンディションで無類の強さを発揮するペダルです。それはクリートをキャッチする部分がワイヤ状であるため。シマノが相当肉薄しているようですが、極限ではこちらの方が上回るでしょう。その代わり少々安定感に欠ける傾向があります。これをストレスフリーと捉えるかは乗り手次第ですね。
DH4は、えーと、えーと……、あ、ボディが変わったんですね。少し幅広になったように見えます。さらにペダルの前後部分が2爪のように完全に別れていたのがちょっと穏やかになっています(でも2爪であることは変わりなさそうです)。スペチアーレにトレイルは任せて、DH4はがっしりとしたホールド感を取ったというところでしょうか。
そして最後にロードバイク用のXプロ。名前が簡単になりました(笑)。カーボンボディ、リーフスプリング、Iクリッククリートなどは基本的に変わりないようです。軸から踏面までの距離も13.5ミリと変わりません。しかし、踏面積がXプレッソの700平方ミリメートルから725平方ミリメートルへど拡大してあります。
またペダルの裏側がXプレッソではリーフスプリングがむき出しになっていたのに対して、Xプロはカバーが取り付けられており、異物の混入を防ぐと共にエアロ面でも配慮していることが分かります。なのでXプレッソ15が142グラムだったのに対して、Xプロは174グラムと大幅な重量増となっています。なるほどこれでXプレッソを廃してXプロに全面移行しなかった理由が分かりました。サイロンなどに合わせるXプロ、アルプデュエズなどに合わせるXプレッソということですね。確かに両方魅力があり、メリットがあります。ある意味とても分かりやすい変更ですね。
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