バウム・デモンタブルチタンロード
ちょっと前のバイクですが、痺れるほどに格好いいバイクです。
これは分割用のカップ。トップチューブとダウンチューブのシートチューブ寄りに設置されることが多い
コンポにシマノ・デュラエースDi2を採用しているので、BBからケーブルを引き出してセッティングしている。普通のワイヤと電気ケーブル、どちらが分解に適しているのだろう?
ブリーザータイプのエンド。とても好み
ディレーラーハンガーはリプレーサブルとなっている。持ち運び時はトラブルも考えられるので、正しい選択だ
この御仁がダレン・バウム
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私はデモンタブルタイプだと、このバウムのようなダブルカップタイプではなく、リッチーのブレイカウェイタイプの方が好みなんですが、まあ、そんなものはこの格好いいバイクの前には些細な事です(笑)!
このバイクはまさに乗り手の希望を具現化したモノと言えるでしょう。旅行することの多い注文主は、デモンタブルであること、塗装がはげないようにチタン地のフィニッシュであること、しかしかっこわるいバイクは嫌なので最低限の塗装をして欲しい、シマノ・デュラエースDi2を使いたい……など、まあなんとわがままな(笑)要望を出したようです。ジオメトリーも好みなのはオーダー車であることから言うまでもありません。
メタリック調のロゴ、蛍光グリーンという派手な選択でありながら嫌みにならず見事にチタンフレームに馴染んでいます。ああ、こんなバイクを作ってもらったら、走るのがもったいない……、いやそれはダメだ! 是非とも走らねば!!!
5年くらい前のバイクですが、古さなど全く感じられません。今だったら、44ヘッドチューブにしたいとかなきにしもあらずですが、まあスルーしていい範囲です。真のこだわりとは、そうそう古びたりしないモノなんですね。
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