ライトウェイト、新ステムやワイドリムホイールなど!

ライトウェイト、新ステムやワイドリムホイールなど!

色々と新型が出て来ています。ヴィグヴァイザークリンチャーディスクも発表は結構前ですが、本当にモノとなって出て来たのはここ数ヶ月であるようです。

そして遂に、ライトウェイトも本格的なワイドリム路線を取り始めました。マイレンシュタインの24Eシリーズはおそらく今後のライトウェイトホイールの指針となるはずです。

ビューグレハイルター

●スペック
■素材 カーボン
■クランプ径 NA
■サイズ 6サイズあり(現行のフォバウステムは90~130ミリまで10ミリ刻みなのでこれに近いかと)
■重量 110グラム(100ミリ)

 

マイレンシュタイン チューブラー 24E&クリンチャー 24E

 

●スペック
■サイズ 700C クリンチャー&チューブラー
■リム カーボン 高さ48ミリ 幅24ミリ
■ハブ カーボン
■スポーク カーボン 16/20
■重量 1165グラム(前後、チューブラー、クリンチャー共に)
■制限体重 100キロ(乗り手以外の自転車以外のあらゆる装備を含む)

 

ヴィグヴァイザークリンチャーディスク

 

 

●スペック
■サイズ 700C クリンチャー
■リム カーボン 高さ36ミリ 幅24ミリ
■ハブ カーボン センターロック台座対応 対応ローター:フロント160ミリ リヤ140/160ミリ
■スポーク カーボン 20/20
■重量 1495グラム(前後)
■制限体重 120キロ(乗り手以外の自転車以外のあらゆる装備を含む)

 

https://lightweight.info/en/en/

https://www.facebook.com/LightweightCS/

http://www.podium.co.jp/lightweight/

https://www.bespokecycling.com/blog/components/lightweight-goes-wide-with-meilenstein-24e-wheelset

Lightweight introduces a New Wheelset, the Wegweiser:

TEXT

ステムはもっとも最近公開されたのでトップに持ってきました。なんと言ってもライトウェイトですから、ハンドルとセットで使いたい逸品です。重量は110グラムなので、普通に使い込みが出来る強度剛性があるでしょう。

これは……、随分変わりましたね。前作とはステムのキャップが変わって居ます。本体も前は8角形のような断面をしていたのに対して、今回は上面がフラットの4角形か、下面が丸くなった形状です。コラムクランプもワンポルトから2ボルトの対向になっています。剛性を高くしているように見えます。ホイールがワイドリムが増えて、タイヤも太くしていることも関係しているのかもしれません。

マイルンシュタイン24Eも注目です。リムが従来の20ミリから24ミリと一般的な幅へとなりました。ロードバイクでワイドリムはディスクブレーキモデルではありましたが、リムブレーキモデルではマイルンシュタイン24Eが最初となるようです。現在内幅は17ミリから19ミリに移行しつつあります。最新鋭のホイール、ジップ・404やカンパニョーロ・ボーラWTOなどはこの数値です。ジップ・303ファイアクレストは21ミリまで広がっています。空力には外幅が直接関係しますが、内幅はタイヤの形状に関係します。そこから間接的に空力にも関係しますけど。

ワイド化するリムは必然的にタイヤも太くしなくてはいけなく、それも含めて走りが重くなるとも言われています。剛性と振動吸収性も合わせて、ライトウェイトはどのような味付けをしているのか? さらに言えば、このディスクブレーキが主流になりそうな流れで、この規格をどういう位置づけで捉えているのか? なんだかんだで最高のロードバイクホイールメーカーとしての考えが問われます。

ディスクブレーキモデルの第二波となっているのがこのヴィグヴァイザーです。ビックバイパーと似ていると思った私は古い輩です(笑)。基本的なところはマイレンシュタインディスクを踏襲しているようです。リム幅、スポーク数、五角形ハブなど。しかし作りが全く異なります。スポークの末端が三角形のピースと接続されておりそれがリムに埋め込まれています。この三角部はライトウェイトがリムで用いてきたUDカーボンではなく、ハブと同様のMDカーボンで出来ています。これがおそらくディスクブレーキのための、ペンタゴンハブに次ぐ第2の対策です。

リムはある程度機械的製造工程を踏んでおり、今までのライトウェイトとは異なります。でもこれからのライトウェイトに組み込まれて来るであろうコアテクノロジーだと私はにらんでいます。この工程を取り入れたことにより、ヴィグヴァイザーは前後セットでなんと45万円と他の自社ホイールよりもさらに10万円以上も安くなりました。といっても、まだボーラとかと同じくらいであり、超高級ホイールであることは変わりないんですけどね(笑)。

さて、その性能は?

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