ラピエール・スパイシー&ゼスティ、モデルチェンジ!

  • 2018.07.13
  • MTB
ラピエール・スパイシー&ゼスティ、モデルチェンジ!

ラピエール・スパイシー&ゼスティ

ラピエールのMTBで中核を成すスパイシーとゼスティがモデルチェンジです。

スパイシー

 

●スペック
■スタイル エンデューロ
■フレーム カーボン(アルミモデルもあり) 29er:160ミリ、27.5:170ミリ

 

ゼスティ

 

 

 

 

BB下にストレージボックスを備える

●スペック
■スタイル オールマウンテン
■フレーム カーボン(アルミモデルもあり) 29er:140ミリ、27.5:150ミリ

 

 

ニコもにこにこです!

http://www.velovert.com/information/13885/lapierre-nouveaux-spicy–nouveaux-zesty

https://www.bike-magazin.de/mtb_news/mtb_neuheiten/eurobike-2018-lapierre-zesty-und-spicy/a39318.html

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基本的に4バーリンケージであることには変わりないのですが、ショックがトップチューブ接続の横置きからチェーンステー接続の横置きフローティングタイプに変更されています。しかもショックのマウント部のビットを反転させることで、27.5インチホイールと29erに変更することが出来ます。

今回のスパイシーとゼスティの開発にはニコラ・ヴィヨズが全面的に関わって居るそうです。それはEWSで活躍するアドリエン・デイリーのためにラピエールが本気で高い戦闘力のエンデューロバイクを欲したからだとか。まあニコは復帰以降ずっとラピエールですし、開発にも関わって居たのでいまさら何を? とも思えるのですが(苦笑)。世界選手権連覇中のニコはメカに非常にシビアであることで有名でした。きっとそれは今でも変わりないでしょう。故にこの新型のスパイシーとゼスティには期待が持てます。おそらくヨーロピアンバイクでコメンサルやスコット、モンドレイカーと並んで大手のエンデューロバイクとしては屈指の性能を持っていると思います。

この新スパイシーとゼスティは低重心と65度のヘッドアングルがキモとなるようです。詳細なスペックは実はまだ煮詰まってないそうなのですが、ここだけは決まっているようです。確かにショックの配置の仕方や、ツールボックスをBB下に設けるなど、低重心にこだわって居るのは一目でわかります。さらに寝かせたヘッドアングルも最新のジオメトリーです。細かい所ですが、ショックのカバーが付いているところもとても実用的で高ポイントです。

将来的にこの2種は同じフレームを共有するようになるということなんですが……。その場合、ショックでトラベルなどを調整するようです。確かに似ていますし、トラベルも少しの違いです。でもちょっと乱暴な気もします。もちろんその処方がより高性能なバイクを作り出せるなら問題はないのですが……。

一昔前は電子制御なども試していましたが、最新モデルは比較的オーソドックスなものに落ち着きました。それでもフローティングサスペンションや65度ヘッドアングルなどかなり面白そうな新スパイシーとゼスティ。アルミモデルでもいいので、試して見たいですね(笑)。

 

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