ジャーマンA・XCITEゼロ
ドイツの軽量オタクサスペンションメーカーが、やってくれました!
●スペック
■サイズ 26、27.5、29er
■トラベル 120ミリ(27.5)、100ミリ(29er)
■アウター カーボン
■インナー 36ミリ アルミ
■スプリング エア
■ダンパー I.I.ASダンピング
■重量 998グラム
Top Eurobike Tech Randoms: Lasers, Cheap 12 Speed, Proto Pedals, 998g Forks And More!
http://www.german-a.de/c/16/p/18/products,3/zero
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今までジャーマンAの最軽量フォークはキロナンバーワンプラスの1098グラムでした。これはリンク式でしかも26インチのものでした。今回のXCITEゼロはテレスコピック式で27.5インチモデルです。しかもインナーチューブは36ミリという剛性がかなり期待できます。コラムまでカーボン製というのはごく一部のメーカーでしか叶わない技術です。
アウターもカーボンプラスCNCアルミエンドで非常に軽いでしょう。今のフロントフォークは基本的にマグネシウムですが、やはりカーボンは軽く出来るようです。マグラが採用しているダブルアーチデザインのように前後に張り出しているのが特徴です。インナー径と相まって、十分な剛性を確保していることでしょう。
スプリングはエア式。これは軽量フォークとしては一般的ですが、問題はダンパーです。I.I.A.Sダンパーというスプリングと一体のものを使用しています。この資料からだとイマイチ分からないのですが、おそらく片方がダミーのワンレッグスプリング&ダンパータイプかと。ダンパーもジャーマンAはエア式ではなかったでしょうか? ちょっと自信が持てませんが……。それゆえのこの超軽量だと思います。
何せ、ダンパーを持たないリーフスプリングのみのラウフよりも軽いのです。 これは27.5インチですが、29erモデルも1000グラム台であるようです。さらにこういった軽量モデルには珍しくロックアウト機能も持っているとか(とするとオイルダンパーがなければおかしいですね。どうなんでしょう?)
こいつを軸に色々と考えたくなってしまいますねえ!