チッポリーニ・グラベルロード
まだ詳細は不明ですが、チッポリーニもグラベルです。
非常に広いタイヤクリアランスを持つ。これならかなり広めのタイヤもはけそう
スルーアクスルエンドにフラットマウントディスクブレーキ台座。順当な設計だが、スルーエンドの両脇にある穴はいったい……?
グラベルでの総合力はどうしてもシマノのDi2&ディスクにかなわないと思うのだが、そこを敢えてカンパニョーロ12速にしてくるところがチッポリーニのこだわりなのだろう
フロントフォークエンドも至って普通な12ミリスルーだと思われるが、グラベルロードの場合、15ミリにする可能性も否定できない
https://roadbikeaction.com/first-look-cipollini-mcm-allroad/
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チッポリーニと言えば……、伊達男にして、正規のスプリンターというイメージ画強いです。実際かれが開発してきたバイクは基本的に速度の出るロードバイクかTTバイクなどに限られていました。そこに遂にグラベルロードという競技指向ではないバイクが加わるというのは感慨深いモノがあります。
元となったモデルはMCMというバイクです。この名称は「マリオ・チッポリーニ・カスタム・メイド」から産まれたそうです。これはノーマルはキャリパーブレーキのいたって普通なモデルでした。ここにディスクブレーキやらスルーアクスルやらを追加していき、グラベルロードとしたようです。
ただフレームを見ると、細身で薄いしかし角断面のシートステーや、1.5インチから1-1/4というスーパーオーバーサイズにしてあるというフォークコラムを持つMCM。なかなか悪くなさそうです。
厳密なスペックはわかりませんが、競技一辺倒だったチッポリーニに新しい選択肢が加わるというのこ面白い流れです。
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