一体何者なんでしょ……?
拡大!
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https://www.pinkbike.com/news/forbidden-bike-company-high-pivot-trail-bike-crankworx-whistler-2018.html
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深い部分は分かって居ませんが、並々ならぬ完成度が伺えます。全く経験値のないメーカーであるなら、ここまでキレイな仕上がりのカーボンであるはずがありません。
ホイールは29er、トラベルは130ミリなのでオールマウンテン〜エンデューロにかけたジャンルのバイクです。ヘッド回りはかなり剛性がありそうで、最もハードなセクションでも十分に対応してくれそうです。フロントフォークもフォックス・36なのでそれに応じた剛性を持っていると思われます。
肝心のリヤサスは、シングルピボットのリンク入力といったところでしょうか。リヤショックは横置きで非常に低い位置に置かれています。メインピボットは結構高いところにあります。これは本来かなりキックバックのきついバイクであるはずですが、チェーンをメインピボットと同じ部分まで引き上げた上回しにすることでそれを打ち消して居ます。
いや、良くできていますね。なによりここまでまとめきっているのがデザイナーの力を感じさせるシステムです。
このチェーン上回しシステムは本当に増えてきているのですが、これにはおそらくフロントシングル化とチェーンリングのワイド&ナロー形状の普及があると思われます。昔のトリプルギヤだった時代のチェーンリングではおそらくこうやって取り回すと外れる事が多かったかと。なのでガードやリングを取り付けると重量も嵩み、走りも抵抗で重くなったのではないかと。それをフロントシングル化が解消したのではないでしょうか。時代が進んだからこそ出来たシステムと言えると思います。
さて、このバイク、どこから出てくるのでしょう?