新しいEバイクがイタリアの老舗チョッチから

新しいEバイクがイタリアの老舗チョッチから

チョッチ・Eヴェローチェ

流行のEロードにチョッチも参入です。

 

 

 

 

コントロール部はハンドル部へ。サイクルコンピュータを一回り大きくしたような感じだ。情報が目の入るところにあるというのはやはり安心に繋がる

 

 

バッテリーはシルエットを崩さない範囲でダウンチューブの外にはみ出している。おそらく取り外しが出来るので、充電は容易だ

 

ディスクロードモデル

●スペック
■フレーム デダ・イージススカンジウム
■フォーク モノコックカーボン
■モーターユニット ポリーニ・E-P3(2850グラム)
■バッテリー リチウムイオン・500W 13.8AH 36V(2656グラム)
■メインコンポ シマノ・アルテグラDi2
■ホイール ビジョン・チーム30ディスク

 

□キャリパーロードモデル□

 

□グラベルロードモデル□

 

È-Veloce: l’ebike da corsa di Ciöcc si declina in più versioni

https://ciocc.it/

TEXT

またいつの間にか日本での取り扱いが変わって居ました。各問屋の熾烈な奪い合いですね。いやいや大変だ。

ではチョッチです。名前にいつも悩まさせます(苦笑)。でも好きなメーカーです。基本的にオーソドックスなロードバイクを作ることが多いですが、Eロードでは自分の力を発揮できると踏んだのか参入してきました。しかもスカンジウムアルミ製でポリーニという異色の組み合わせで! 確かにスカンジウムはアルミに添加すると強度、耐久性の向上、溶接時の劣化減少という特徴をもたらすのでロードバイクよりも付加が向上すると思われるEバイクに置いて非常に合理的な素材であると言えます。

モーターユニットはポリーニというあまり聞き慣れないメーカーです。

 

Polini E-P3

なるほど、ここですか。なかなか良さそうですね。どうやらイタリアのモーターサイクル系の部品を得意とする会社のようです。イタリアやドイツは同郷のパートナーを選ぶ傾向が強いですが、チョックもその例に倣うようです。

モーター&バッテリーユニットは最近出て来た内蔵モデルとは異なり、ダウンチューブの上側とBB寄り下側に目立つように付いています。これはほかとは異なるデザインです。おそらくバッテリーは取り外しが出来るので、バイク本体をコンセントの近くまで運ぶ手間が省けると思われます。

またモーターユニットは斜めに設計されていますが、たったそれだけのデザインで大きさや重量はあまり変わらないのにボッシュやシマノよりもバイクに馴染んでいます。バッテリーも然りです。うーん、さすがイタリアンと言わざるを得ません。

容量や出力も他のメーカーに劣るモノではありませんし、バッテリーの取り外しとデザインという他にはないメリットもあります。

Eヴェローチェ、結構面白い存在ではないでしょうか?

 

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