マッドハガー
ワールドカップなどでサム・ヒルなどが着けていたのを記憶しています。
□マッドハガーショーティ□
□マッドハガーFR□
□ファットハガー□
□リヤマッドハガー□
□ニューマックスエクステンダー□
□ファット用エクステンション□
□デカール□
https://www.themudhugger.co.uk
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新しいフェンダーメーカー、マッドハガー。なんとも男らしい名称です(笑)。ここはイギリスのメーカーのようです。ワールドカップのアメリカ系でも見かけましたが、そういえば欧州系のDHまたはエンデューロのラウンドでよく見かけた気がします。
フェンダーというのはMTBにおいて非常に難しい存在です。晴れの日は要りませんが、コースが完全にドライというのもそうそうあるシチュエーションでもなく、着けていれば着けていたで障害物に引っかかったりだとかホイールに巻き込まれるだとかトラブルの種ともなりかねない存在です。しかしウェットコンディションでの視界確保には非常に有効なアイテムでもあります。
一昔前に流行った、THEのモトクロッサー形式とも言うべきステアリングコラムの下穴を利用して取り付けるポリカーボネート製フェンダーもいつの間にか姿を消していました。今回のマッドハガーの違いは、取り付け位置がフォークブレーズ部であるということです。ブレーズの裏側に取り付けるタイプはここ数年スタンダードになって居ましたが、マッドハガーはさらに一歩進めて前側にも本体を延長しているのが特徴です。さらに本国ページを見てみると、一層長くするためのエクステンションパーツも揃っておりかなり本気に防泥能力に力を入れています。このタイプが誕生できたのは、フロントフォークの形状変更という部分もあります。時代の申し子と言っても良いのかも知れませんね。
デザインも凝っていない分、どんなバイクにも似合いそうですね。ワンタッチで取り外しが出来るタイプのアスセイバーのようなタイプも悪くないのですが、しっかりしているのは当然こちらです。さらにDHでなくても、ゴーグルを装備していない状況、すなわちサングラス着用の時には一層メリットを感じられるはずです。ウェットでもガンガン走る人なら、マッドハガーを装備していても決して損にはならないでしょう。
最近は29erもスーパーファット用も揃って居るみたいなので、どんなバイクに乗っていても恩恵を預かることができるかと。