■スペック■
○素材 コンポジット
○シャフト クロモリ
○重量 217グラム(片方)
↑《トレッキング》
■スペック■
○素材 コンポジット
○シャフト クロモリ
○重量 203グラム(片方)
↑《トレッキングロックビジョン》
■スペック■
○素材 アルミ
○シャフト クロモリ
○重量 247グラム(片方)
↑《トレッキングロック》
■スペック■
○素材 アルミ
○シャフト クロモリ
○重量 233グラム(片方)
↑《トレッキンググリップ》
■スペック■
○素材 コンポジットエラストマーインジェクション
○シャフト クロモリ
○重量 228グラム(片方)
https://www.lookcycle.com/jp-en/pedals-geo-trekking
TEXT
昨年の末には発表されていたようです。
ルックと言えば、ハイエンドカーボンフレームにビンディングペダル。いずれもスポーツ用途でコアユーザーに高い人気を誇ります。しかし今回はトレッキングやシティユース、ツーリングを目的としたシリーズを展開してきました。ここまで本格的に展開するのはルック史上でも初のことだと思います。
基本的にケージ付きSPDが基礎となっていて、片面ビンディング片面フラットという構造です。ビンディング部分はSPD互換で左右5か10度の振り幅があります。頻繁な着脱を意識して、普通のSPDよりも30%軽い力ではめ込めます。
おおざっぱに分ければ、すべり止めの別体ピンが着いているのがロック、そうでないものがノーマルのトレッキング、ライトが突いているのがビジョン、片面が完全に面となっているのがグリップです。
トレッキングシリーズのボディは樹脂。踏み外した時のリスクなどを考慮した結果でしょう。そしてロックシリーズはアルミボディとなっており、過酷な使用に耐えうる設計となっています。
ライトはUSB充電式となっているようです。便利なのか便利でないのか……。あ、ポータブルバッテリーを持っている人ならばいつでも充電できますか。満充電で30時間の使用が可能です。
カジュアルな使用からツーリングに至るまで守備範囲は広いです。例えばカンパニョーロを使用したカフェレーサーなどにはシマノよりルック・ジオの方がドレスコードとして正しいでしょう。また日本では自転車の保険加入義務が急速に進んでいることからも自転車の安全も強く意識されるようになって居ますから、ビジョンシリーズのようにライトによって寄り積極的に存在をアピールするのも大切になってくるかもしれません。
結構需要がありそうなペダルです。