シンプロン・エアロロード、プライド

シンプロン・エアロロード、プライド

シンプロン・プライド

これも良さそうなエアロロードです。

 

 

Eurobike 2018, part five: Bikes, bikes, bikes

http://www.simplon.com/en/products/road-bike/race-marathon-aero-cx/pride/full-bike-info/

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ドイツ車はここ7、8年、本当に輝いています(いやもっとかな?)。昔はアクの強いデザインで決して万人向けではなかったのですが。私はそんなに好きではなかったのです。でも良くなってきたとき何故だろうと友人に話したら「そりゃ、ポルシェとかメルセデスのある国だよ?」と言われてヤケに納得した記憶があります(笑)。

シンプロンもあまりアンテナに引っかからなかったメーカーなのですが、このエアロロードはきました。

ハンドル&ステム&ヘッドチューブ周りが最近の空力デザインのキーポイントの一つです。ここはついこの間までフレーム、もしくは完成車メーカーの領域ではなかったのですが、エアロロードの浸透によって多くのメーカーが本格的に開発を始めました。ハンドル&ステム&アヘッドスペーサーを一体化というのが大体主流です。その場合、ステムのコラムクランプ部とスペーサーがNACAデザインかカムテールデザインになっていることが多いです。ステアリングコラムの後部に発生するボルテックスを解消しようとい思想です。

シンプロン・プライドはここを他社とは異なるアプローチで解消しようとしています。それはステムを中心から左右に振り分けてしまった形状、スプリットデザインです。大胆な形状ですね。これでどこまで空気抵抗が減るのかはわかりませんが、とてもユニークであることは間違いありません。

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