IRCの新タイヤ、ボウケン&タンケン!

IRCの新タイヤ、ボウケン&タンケン!

おお、頑張れ、メイドインジャパン!

 □ボウケンチューブレスレディ□
●スペック
■サイズ 700×36、40
■コンパウンド スティッキーラバーコンパウンズ
■ケーシング シングルプライ チューブレスレディ
■ビード ケブラー
■重量 390グラム(36)、420グラム(40)

 

□タンケン□
●スペック
■サイズ 27.5×2.3、2.6、2.8、29er×2.3、2.6
■コンパウンド NA
■ケーシング 60TPI チューブレスレディ
■ビード NA
■重量 NA

 

最後は謎のMTBタイヤ?、グラベルタイヤ? ボウケンの650B版と思われる。

SOC18: Prototype gravel, XC & enduro tires from IRC, Hutchinson and Panaracer

IRC Tanken adds a little adventure to enduro tire category

http://www.irc-tire.com/ja/bc/products/gravel/boken_TLR/

TEXT

IRCが元気です。グラベルロード用チューブレスレディタイヤ、ボウケンに続いて、エンデューロ用タイヤタンケンもリリースするようです。最近、ファットタイヤといえるビッグバイク用のタイヤがあまり元気ではなかったので、これはうれしい情報です。一番太くてもミブロの27.5×2.35だったので、日本国内ではともかく、世界基準ではかなり厳しい展開だったのですが……、世界のエンデューロブームに押されたのか、ワイドリムラッシュのホイール界に触発されたのかわかりませんが、とりあえずうれしい! タイヤが揃ってきました。

はじめはミブロの派生形かと思い、パターンを見てみてみた所、ミブロにはない縦溝のノブが一つおきに配置されているので新型で間違いないです。しかも最初は名前も付いていなかったのですが、いつの間にかタンケンといういかにも日本語なネーミングが採用されていました(笑)。そうか、先に出ていたボウケンと合わせたんでしょうね。

27.5で2.8インチ、29erで2.6インチサイズを揃えたところが時代にマッチしています。これからのエンデューロタイヤに29erモデルがなかったら、目も当てられませんから(苦笑)。

またボウケンは昨今流行のグラベルロード用タイヤですね。シクロクロスタイヤをベースに開発したようです。あまりがっつりと頑丈なタイヤというわけではなく、ケーシングをシングルプライでチューブレスレディにしていることからもしなやかな走りを楽しむ感じの走りをめざしたのではないかと思われます。杉目を大きくしたようなパターンが特徴です。

そして一番下の謎のタイヤ。おそらくですがボウケンをセンタースリックにして太くしたような感じです。キャノンデール・スレートのように650B & 700Cコンパチホイールバイクに狙いを定めたのではないかと推測します。悪くない所を狙っているのではないかと。

最近イマイチだなあと思って居たIRCが元気なようで、こっちも右舷気になってしまいましたよ(笑)! ロードはチューブレスなどかなり頑張っているのですから、MTBもこの勢いで頑張って欲しいです!

 

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