コリマ・WSシリーズ
コリマのフラッグシップはフルカーボンのMMSシリーズですが、ミドルレンジのステンレススポークでオールラウンドに使えるWSシリーズがモデルチェンジです。そしてディスクブレーキモデルも追加されます。
●スペック●
■32ミリ チューブラー:1270グラム クリンチャー:1500グラム
■47ミリ チューブラー:1390グラム クリンチャー:1580グラム
■58ミリ チューブラー、クリンチャー
■32ミリディスク チューブラー:1420グラム クリンチャー:1650グラム
■47ミリディスク チューブラー:1530グラム クリンチャー:1720グラム
■58ミリディスク チューブラー、クリンチャー
※ハブは100/135ミリクイックと100/142,12ミリスルーアクスル仕様に換装可能とのこと アクスルはチタン×アルミのハイブリッド構造。NSKベアリングを採用。リム外幅26ミリ、内幅16ミリでワイド化。スポークはサピム・CXレイ(リムブレーキはF;18、R:20)。
そして遂にコリマとルックのセット販売も始める模様
Corima WS Black all-black carbon wheels debut updated designs & disc brake options
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フレンチホイールの雄、コリマのミッドレンジWSシリーズがリニューアルし、ディスクブレーキ仕様が追加されます。
コリマのリムの中身はウレタンコアのようです。これは私は初めて知った気がします。ウレタンは宇宙航空機用スペックのようです。しかも内部に仕切りのような黒いラインが入っていますが、これカーボンとのこと。ねじれ防止と強度確保、さらに破損時の構造保持の役割を果たします。そしてあまり広くありませんが外幅26ミリ、内幅16ミリとワイド化を果たします。最大32ミリ幅のタイヤが装着できます。最先端ではありませんが、手堅いスペックですね。
ただ惜しむらくはチューブレスレディには対応していないようなのです。うーん、これはいけません。特にディスクブレーキ仕様にはチューブレスかチューブレスレディの装備がこれからのホイールには必須であると思われるだけに、ちょっとツメが甘めですね。これは今後に期待しましょう。
そういえばコリマはハブもオリジナルで、チューブレスにもカーボンリムではいち早く対応してきました。プロにも提供し実績を上げ続けて居ます。その割には日本だけでなくアメリカでもあまりシェアは高くないようです。
代理店のがんばりのおかげか値段もそこまで高くないですし、どんなフレームにも合うデザインの素直さもあります。
もっと売れても良いメーカーだと思って居ます。