OGK・ゼナードがボアシステムを採用してゼナードEXに!

OGK・ゼナードがボアシステムを採用してゼナードEXに!

OGK・ゼナードEX

OGKのフラッグシップヘルメット、ゼナードがホールドシステムにシューズでお馴染みのボアシステムを採用してゼナードEXとなります。

http://www.ogkkabuto.co.jp/about/topics/2018/10/kabutoboa-zenard-exex2018.html

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海外のヘルメットメーカーでもまだ限られたメーカーしか採用していないヘルメット用ボアシステムをOGKがいち早く採用してきました。MIPSはまだなのは、実はあれの効果がまだ完全に立証できていないからだそうです。なのでMIPS搭載OGKヘルメットの登場は、OGKが納得してからとなります。確かにMIPSがあるから命が助かったという話もまだ聞きませんね。ここは慎重な日本メーカーの側面が伺えます。

OGKのヘルメットラインナップはちょっとユニークで、最軽量モデル・フレアーが旗艦モデルではなく、空力性能に特化したエアロR1でもなく、空力とベンチレーションのバランスに優れたゼナードがフラッグシップとなります。海外メーカーではエアロモデルがフラッグシップなのですけどね。でも私はこの姿勢は正しいと思います。丁度良い所を抑えているのではないかと。

ボアシステムはシューズではバイクシューズにおいて不動の地位を築いています。頑丈でありながら操作が簡単確実に出来るこのシステムは今後ヘルメットにも広く普及する可能性が高いです。そこにいち早く目を着けたOGKは慧眼と意って差し支えないでしょう。

またインナーパッドにエアチャンネルプレートを内蔵することで冷却効果とフィッティング効果を両立、額部分のウルトラスウェットパッドは汗を左右に振り分ける効果があり、視界を守ってくれます。あご紐には消臭機能を持つナノテク消臭繊維MOFFを用いることで、衛生面からの快適も実現しています。

OGKのヘルメットの最大の売りはフィット性です。これは海外メーカーがどんなに頑張っても追いつけないところです。やはり欧米人とモンゴロイドは頭蓋骨の形状が全く異なるからです。そこにボアシステムという最新のフィッティングシステムが合わさることにより、日本人に取って最強のヘルメットになっている可能性があります。

機会があれば是非被ってみて欲しいモノです。

 

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