チネリ、旧ラインナップを再生産へ

チネリ、旧ラインナップを再生産へ


□1A□
●スペック●
■素材 6061ーT6アルミ
■サイズ 90〜130ミリ(10ミリ刻み)
■クランプ径 26ミリ
■重量 285グラム(110ミリ)

 

□クリテリウム65□
●スペック●
■素材 6061アルミ
■幅 40、42、44センチ
■クランプ径 26ミリ
■リーチ 81.5ミリ、ドロップ 145ミリ
■重量 280グラム(42センチ)

 

□ジロデイタリア□
●スペック●
■素材 6061アルミ
■幅 40、42、44センチ
■クランプ径 26ミリ
■リーチ 75ミリ、ドロップ 140ミリ
■重量 280グラム(42センチ)

http://www.veloderoute.com/news/15390/cinelli-re-edition-des-peripheriques-historiques-

TEXT

かつての名作が甦ります。チネリのコンポーネントと言えば数多くの名車に採用されてきた実績があります。現在のハンドルセットやシートポストも魅力的ではありますが、完成車メーカーの自社コンポ開発やエアロロードの台頭などによりコンポメーカーの製品を採用する率が下がりつつあります。フルカーボンバイクに合わせた時代の流れなので、寂しくもありますが仕方ない面もあります。

しかし、一方でトラディショナルな細身のスチールもNARBSを例に挙げるまでもなく人気があります。そういったときに必要なのは、フルカーボンのインテグラルハンドルセットやシートポストではなく、チネリや日東のコンポだったりします。こういった古い製品をストックしている店や人は結構あり、お宝のように高価だったりします。……私そういったものは苦手です(笑)。でもドレスコードとしては理解できるので……。と思っている人も他にいたのでしょう。そういった人の意見を汲んでか、チネリが1A、クリテリウム、ジロデイタリアといった名作を復活させてくれました。

文章には少し寸法を現代的にアレンジしたともあり、完全な再生産ではなく、リメイクというとらえ方が正しいのかも知れません。まあ、ハンドルとステムは同一メーカーで揃えるのが基本です。使うときは新1Aステムには新クリテリウムか新ジロデイタリアを組み合わせるのが吉かと。

ハンドル系はドレスコードもそうなのですが、なによりサイズが合わないと乗るのは辛くなります。ここがきめ細かくあると、非常にうれしい! サイズってホリゾンタルフレームだと色々と分かってしまうので、ちゃんとしなくてはいけません。チネリの再生産品はきっとその手助けとなってくれることでしょう。

 

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