GTリヤサスペンションの開発史その5

GTリヤサスペンションの開発史その5

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てっきりこのまえのエピソードで終わりだと思ったのですが……(汗)。

今回は総括的な話です。ゲーリー・ターナーが、ハンス・レイが、ブライアン・ロープスが、ジュリアナ・フルタドが語ります。サスペンションデザイナー、ジム・バズビーも。あ、そうそう、良く出て来たボブ・ハドレー。彼はハブメーカー・ハドレーの社長の兄弟だったはずです。ボブの頼みからハドレーの歴史は始まりました。

通してみると、本当に栄光の歴史というにふさわしいキャリアです。GTはここまでの輝きを再び得られるかという問いにはかなり厳しいと言わざると得ません。というかここまでスゴイのがおかしいのです。V9時台のジャイアンツ、セナが居たときのマクラーレンホンダの様なモノだったのでしょう。

今のGTは2019年にゲーリー・ターナーが再びGTに合流し、活気を取り戻しています。前回LTSの時代がしばらく続くだろうと書きましたが、ひょっとすると我々が想像も付かないようなサスペンションを開発しているのかもしれません。GTの未来は……、どうなんでしょうね? でもきっと、レースとMTBとともにあることは間違いないかと。

 

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