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島野 喜三氏(しまの・よしぞう=元シマノ社長)3日、慢性心不全のため死去、85歳。堺市出身。葬儀は近親者で済ませた。喪主は妻郁子(いくこ)さん。後日お別れの会を開く。連絡先は同社広報部。
自転車部品メーカー、シマノの創業者島野庄三郎氏の三男。米国で同社の販売会社社長を長年務め、マウンテンバイク向けの自転車部品の販路開拓で業績を拡大。シマノを世界的企業に押し上げた。1995年に4代目社長に就任。自転車協会の理事長も務めた。
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https://www.jiji.com/jc/article?k=2020070700562&g=obt
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シマノ元会長、島野喜三氏が亡くなりました。85歳、慢性心不全だったそうです。
シマノ創業者島野庄三の三男で、1965年に設立したアメリカの販売会社社長を務めMTBへの販路開拓を行っていたとのこと。その後1972年にドイツにヨーロッパ拠点を設立したとか。1992年に日本に戻り執行副社長および社長をになり、2001年に会長、その翌年に名誉会長へ。日本自転車協会の会長も務め、2011年よりこちらも名誉会長を務めたそうです。
控えめに言っても我々日本の自転車乗りの大恩人ですね。MTBのきっかけとなったとあればMTB乗りは足を向けて眠れない御仁とも言えます。
ひょっとすると今年予定されていた東京でのオリンピックでシマノパーツを搭載した選手が勝つのを見たかったかもしれません。2021年のシマノ記念年を楽しみにしていたかも……。でも85歳であれば、大往生だったのではないでしょうか? シマノは間違いなく世界一の自転車パーツ企業になりましたし。
ご冥福をお祈りします。