キャニオン・インフィライト
キャニオンがシクロクロスをモデルチェンジしてきました。グラベルロードとしてはグレイルを先だってしリースしており、この似たジャンルをちゃんと区別していくようです。
インフィライトCF SL 8.0チーム
●スペック
■フレーム インフィライトCF SL
■フォーク ワンワンフォーインフィライトディスク
■メインコンポ シマノ・アルテグラDi2
■ホイール レイノルズ・AR41C DB
最新のアルテグラRX DI2チェーンスタビライザー装備モデルをスペックイン
インテグラルハンドルセットを採用する
ディスクブレーキ、12ミリスルーアクスル対応のカーボンフロントフォーク
レイノルズのチューブレスレディホイール。カーボンリムなので軽快な走りが期待できる。これなら当分買い換える必要はないだろう
インフィライトCF SLX 9.0レース
●スペック
■フレーム インフィライトCF SLX
■フォーク ワンワンフォーインフィライトCFディスク
■メインコンポ スラム・レッドEタップ
■ホイール レイノルズ・アサルトLEディスクカーボン
インフィライトCF SL 8.0レース
●スペック
■フレーム インフィライトCF SL
■フォーク ワンワンフォーインフィライトCFディスク
■メインコンポ スラム・フォースCX1
■ホイール レイノルズ・AR41C DB
インフィライトCF SL 8.0
●スペック
■フレーム インフィライトCF SL
■フォーク ワンワンフォーインフィライトCFディスク
■メインコンポ シマノ・アルテグラ
■ホイール DTスイス・CR1600 スプラインDB
インフィライトCF SL 7.0レース
●スペック
■フレーム インフィライトCF SL
■フォーク ワンワンフォーインフィライトCFディスク
■メインコンポ スラム・ライバル1
■ホイール DTスイス・C1850 スプラインDB
インフィライトAF SL 6.0レース
●スペック
■フレーム インフィライトAL SLX
■フォーク ワンワンフォーインフィライトCFディスク
■メインコンポ スラム・エイペックス1
■ホイール DTスイス・CR1850 スプラインDB
インフィライトCF SLフレームセット
https://www.canyon.com/en-gb/road/inflite/
http://road.cc/content/tech-news/243502-canyon-launches-ps1299-inflite-aluminium-cyclocross-race-ready-bike
TEXT
数字がグレードを指します。なので9.0レースが最上級モデルとなりますが、個人的に8.0チームが気に入ったのでトップにしてあります(笑)。9.0のレッドEタップも良いのですが、シクロクロスにおける電動変速としては現代のフレームはほとんど内装なので、チェーンスタビライザーを投入したアルテグラDI2に分があると判断しました。
このインフィライトは2019モデルとのこと。まだ2018年は6月なんですが……(苦笑)。でも10月になれば珍しくもないですし、8月でも出てくるのが昨今の自転車のニューモデルです。受け入れましょ(笑)。
トップチューブの曲げが印象的ですが、これは担ぎやすさを重視してとのこと。実践的ですね。シマノを採用したのは8.0チームのみ。ほかはスラムの1×11速を装備しています。これはレッドEタップを除いたすべてのモデルがチェーンスタビライザーを持っているからでしょう。そしてフロントシングルは軽量化とともにシクロクロス特有の泥捌け性の向上にも繋がります。
またチューブレスレディホイールを積極的に採用しているのもポイントが高いです。シクロクロスの究極のホイールはまだまだチューブラーでしょう。しかしエントリーライダーやたまにしか走らないライダーにはいささか敷居が高いのも間違いありません。チューブレスレディはまさにチューブがないために低圧にしたタイヤでもパンクするリスクが格段に減ります。高級種が履いているレイノルズはもちろん、アルミモデルから上が履いているDTスイスもチューブレスレディ対応です(DTスイスは特に明記していなくてもほとんどのモデルがチューブレスレディ対応になっています)。
ディスクブレーキも全モデルで油圧というのも、良いですね。機械式も良い物は良いですけど、やはり油圧式が良いです。パッドがすり減ってもタッチが変わりませんし。ケーブルラインが切断される可能性もほぼありませんし。マスドロードに先んじて導入されましたが、まあもう戻ることはないでしょう。
手頃に走れるオールロードとしても良いでしょうし、真面目に走り込むときも着いてきてくれる。インフィライト、良いバイクじゃないかなと思います。