私がちょっと目を話している間に、DVOがかなりラインナップを広げています。いや、私のことわりは要らないのですが(笑)。
オニキスSC
●スペック
■サイズ 27.5インチ
■トラベル 150~180ミリ
■インナーチューブ 36ミリ
■アウターチューブ 15×110ミリブースト(27.5×3.0まで対応)
■ダンパー ハイ&ローコンプレッション、リバウンド
■スプリング OTTエアスプリング
■重量 NA
オニキスDC
●スペック
■サイズ 26/27.5インチ(3.0インチまで)
■トラベル 203ミリ
■インナーチューブ 36ミリテーパードアロイ
■アウターチューブ マグネシウム 20ミリブーストエンド
■ダンパー OTT、AVAボリュームアジャストメント ハイ&ローコンプレッション、リバウンド
■スプリング AVRエアスプリング
■重量 2950グラム
ベリル
●スペック
■サイズ 27.5インチ、29er
■トラベル 140~170ミリ(27.5インチ)、130~160ミリ(29er)
■インナーチューブ 35ミリテーパードアロイ
■アウターチューブ マグネシウム15×110ミリブースト
■ダンパー D2ダンパー リバウンド
■スプリング OTTエアスプリング
■重量 NA
トパーズ2
●スペック
■ダンパー NA
■スプリング エアスプリング
■重量 NA
https://www.pinkbike.com/news/dvos-new-onyx-and-beryl-forks-taipei-cycle-show.html
http://www.dvosuspension.com
https://www.vitalmtb.com/features/DVO-Dials-in-the-New-Topaz-2-Rear-Shock-and-Onyx-Single-Crown-Fork-Sea-Otter-Classic,2322
https://mbaction.com/review-dvo-beryl-fork/
TEXT
オニキスDC、ベリルは2018年新作、オニキスSC、トパーズ2が2019年新作ということです。
ジャイアントのグローバルチームとパートナーシップを結んだDVO。もう新興のマニアックなメーカーではなくなっています。まあ、中の人達はMTBのサスペンション畑で長年キャリアを積んできているので必ずトップメーカーの一角に食い込んでくるとは思って居ましたが、予想以上の速さです。
これでほとんどのジャンルを抑えたと思います。
オニキスSCはオールラウンドなフォークですね。正直ダイヤモンドで十分だと思って居たのですが、DVOはエンデューロなどのヘヴィユースにオニキスクラスの剛いフォークが必要と考えたようです。うーん、ひょっとするとDVOは29erDHをオニキスSCに任せようとしているのかもしれません。トラベル&剛性的には十分でしょうから。DVOのハイエンドクラスお約束とも言えるエアリリーススイッチも付いています。確実に高所からの走り出しを意識していますね。それでもそのうちエメラルド的フォークがDHで出てくるでしょう。そこは倒立にこだわったDVOですから。
個人的にオニキスDCはかなり意外でした。なにせDVOは処女作が倒立式DHフォークでしたから。こだわりがあると思ったんですが……。まあ、量産というか入門者へと考えた場合、倒立フォークはメジャーな存在ではない故にコスト増は否めませんでした。これなら皆に使いやすいですか。重量もエメラルド3400グラムに対して、オニキスDCは3000グラムなので力の少ない人にも良いと思います。27.5インチ以上の大口径ホイールは慣性も強いので、重量が少しでも減れば扱いやすくなることは間違い無しです。エメラルドの26インチモデルが約17万円ですから、12万くらいだとうれしいですね。なんだかんだでDHはフロントフォークが重要ですので。
ベリルも意外でした。明らかにキャラが被っているんです(苦笑)。27.5では170ミリ、29erでは160ミリというトラベルは完全にエンデューロor DHで生きるスペックです。でも価格は2万円ほどお手頃です。むん、ここに価値を見いだしますか。この価格帯だとリバウンドもスプリングもほとんどいじれるのが普通ですから、もうちょっと個性が欲しいところです。DVOのハイエンドモデルのエアリリース機能も付いていませんし。フォックス・36、ロックショックス・ヤリ、SRサンツアー・デュロラックスあたりがライバルとしてあがるところです。……あ、ベリル、デュロラックスよりほぼ同じくらいでフォックスやロックショックスよりお手頃ですね。しかもブーストエンド対応だとなかなかないです。これは失礼。良いところを突いています(笑)。
なるほど170ミリクラスの高剛性モデルでダンパーアジャストの出来るブーストエンド対応の2000グラム近辺のフォークというのはあまりないようです。ここで数万の差は大きいと言うことですね。なによりちゃんと他のメーカーを見て、しっかり戦っていこうという意志が伺えます。おお、頑張れDVO!
そしてリヤショックの新型トパーズ2。これはほとんど分かりません(汗)。前作のトパーズから推測すれば、エアスプリングでブラダを用いたレバーで切り替え可能なダンピングシステムをもって居ることでしょう。これはステッカーが貼られているので分かります。問題なのはリザーバータンクがなぜ横置きになったのか? ということです。むーん、ま、直に出て来ますか(笑)。このショック自体はジャイアントのマエストロシステムに最適化してあるようですので、今まで採用されてきたユニットに比べて秀でているところは間違いなくあるはずです。それはジャイアントチームの活躍が物語ってくれることでしょう!
なんか最後はグダグダです(苦笑)。
もちろん、全部、実際に乗り込んでみないと分からないのは当たり前です。でもその選択肢に上る前に大体の人がスペック上で比較検討するわけです。故にこうやってぐだぐだ書くのは全く意味のないモノだとは思って居ません。ま、そんなに気にしないで読んで下さいな。
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