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オフィシャルが出て来ました。前に取り上げたのが6月6日なので、二ヶ月近くフライングだったということなのでしょうか(http://bikebind.site/2020/06/06/post-5961/)。
案内してくれるのはスペシャライズドの多くのロードバイクを手がけるクリス・ユーです。
こうやって見ると、変わって居ないようで変わって居ますねえ……。昔のスチールパイプの時代は変化を見分けるのが非常に困難でした。それがアルミの大胆な外径形状加工でかなり見やすくなりました(笑)。そしてカーボンは積層によって不明な点が強いですがそれでも会社が違えば形状違いが見いだせるようになっていました。そして今のエアロの時代。UCIの規制がありつつも各社カムテールデザインを基としながら個性豊かなバイクを作るようになりました。
ターマックも先代などの影を見つつもエアロ形状を積極的に取り入れています。ヴェンジの影響がかなり大きいのでターマックとヴェンジの合いの子とも言えるでしょう。ただこちらの方が汎用性に優れそうです。
途中でピーターという名前が出て来ますが、多分ピーター・デンクのことかと。少し前からスペシャライズドに迎えられたエンジニアで、非常に優秀な人らしいです。
現行ヴェンジでは最強のエアロロードの呼び声が高かったですが、このターマックSL7ではそれをオールラウンドバイクにも冠することができるのでしょうか? 楽しみな1台です。
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