オルベアのグラベルEバイク、ゲインD15

オルベアのグラベルEバイク、ゲインD15

オルベア・ゲインD15

あ、凄く好みなEバイクです。Eバイクらしからぬスマートさが良いですね。

 

http://ebiketips.road.cc/content/reviews/electric-road-bikes/orbea-gain-d15-1677

https://www.orbea.com/gb-en/brands/gain-all-road/

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本国サイトを見てみてもこのゲイン出て来ません。イギリスオリジナルモデルなんでしょうか? あ、行けましたオルベアUKに。ありましたありました! イギリスオリジナルモデルですね! このゲインD15のオールロードモデルとロードモデルの2種類あるようです。

 250Whのインターナルバッテリー。文字通り内蔵されたバッテリーユニット。思い切った決断だ。

 

パスセンサー。カセットスプロケットのロックリング? に設置されたセンサー~フレームエンド側センサーよって速度、その他のデータをやりとりしている

 

ハンドル部分にモニターは存在しないが、スマートフォンを使用することで視覚化が可能になる。おそらく細かな設定もアプリケーションをダウンロードしてスマホで行うのだろう

 

このオルベア・ゲイン、フレームがカーボンというわけでもありませんし、新型パワーユニットであるということもありません。しかし! 良いです。グッドです! 理由は、果てしなくロードバイクに近いからだと私は思うからです。

ゲインのモーター部はEバイクモーション製で、最近では珍しいリヤハブにあります。そのため剛性バランスなども普通のロードバイクに果てしなく近しいと思われます。一方でハブ部分は回転部の中心と言うこともあり、重量の増加は走り手にはあまり感じられないでしょう。このバイク、かなり走りやすいのではないでしょうか?

バッテリーユニット、コントロールユニットをどうやらアルミフレームに埋め込んでしまっているようです。細かい写真がないので断言は出来ませんが、ダウンチューブにバッテリーが入っているようなのですが、それなりに大きさがあるはずの物体を取り外し出来るように出来ていないように見えます。その一方でダウンチューブのBB側には充電口のようなものがあります。もしそうだとしたら、凄く割り切っていますが……、悪くないない決断だと私は思います。トップチューブにある丸いボタンの着いたユニットはそのままスイッチとなるようです。スイッチの周りのライトによって電源の入切、アシストレベルの調整、バッテリーの寿命などの情報もここで得られます。

使い方にも寄りますが、バッテリーの使用可能期間は2本の電動アシスト自転車が2~5年と言われていますから、容量、サイズ、用途が全く異なりますがまあ参考にしましょう。そうすると、結構楽しめる期間は長いわけです。その後ゲインは普通の重いフレームとなります。でも大体普通のカーボンバイクもこれくらいではないでしょうか?

ゲインはオールロードの方が良いと思って居ます。それはディスクブレーキの性能を一層生かしやすいのが太めのタイヤだと思うからです。

アシスト力など細かい所はわかりませんが(トルクは40Nmとなっています)、ゲインは良いところを突いていると思います。ロードバイク乗りではあまりEバイクに乗っている人はいないでしょう。なのでまだサブとしての立場から始まっていくのかと。そう考えていくと手頃で走りがノーマルロードに近いというのはとても優れたポイントではないでしょうか。

 

※追記

バッテリーユニットはBBのダウンチューブの接合部下から取り外しが可能な模様。そこでダウンチューブが曲がっているのは交換のためのようだ。さらに長距離を走りたいときには追加バッテリーを装備することも可能らしい。これは2019年からの供給となる。

 

 

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