キャノンデール・シナプスネオ
キャノンデールもEロードの波に乗るようです!
定番のボッシュのモーターユニットだが、形状が今までとは異なるように見える。おそらく新型
ボッシュのバッテリーユニットも遂にダウンチューブに収まる形状に
アワーグラス形状は捨て去ったが、細身で振動吸収性に富むシートステーを採用している
ヘッドチューブは中間が膨らんで末端が窄んでいる樽型。キャノンデールはEバイクがヘッドチューブにストレスをかなり掛けると踏んだのだろう
ダウンチューブの外形と完全にツライチとなるバッテリー部。その上にボトルケージが着けられるので、ロードバイクでは定番のダブルボトルが可能になっている
□シナプスネオ1□
□シナプスネオ2□
□シナプスネオ2□
□シナプスネオ3□
□シナプスネオSE□
このSEだけ特別で、700Cと650Bのホイールを切り替えることが出来る
https://www.matosvelo.fr/index.php?post/2553/synapse-neo-le-velo-route-electrique-selon-cannondale
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アメリカメジャー勢としてはEロード一番乗りとなりますか。2019年度モデルはEロードの開闢年となるようです。
キャノンデールは今までもEバイクはラインナップしていました。もちろん日本には入っていませんけど。MTBリジッド、MTBフルサス、アーバンモデル、ツーリングモデルといったところです。そこにロードカテゴリーも加わるということになります。今までのキャノンデールEバイクはクジョーやクイックネオなど、レーシングクラスの名称とは異なるものが与えられてきました。今回、シナプスというクラシックレースでも活躍するバイクの名称が着けられたのは、キャノンデールがこのEバイクの方向性をそちらの方に近づけているからと解釈して良いかと。
キャノンデールは動力車だと過去にクワッドに参入してチャプターイレブンまで言ってしまったことがあるので、慎重というかおびえがあるのではないかと私は勝手に思って居ましたが、そんなことはないようです。
肝心のモーターユニットはどうやらボッシュの最新型のようです。アクティブラインという名称は現行モデルと同様ですが、どうやら第三世代モデルとなっているようです。たしかに今のボッシュ・モーターは半分がクランク部分から前方向に水平移動したような位置にありますが、このシナプスネオのモーターはダウンチューブ方向に斜め上の部分に収まっています。Eバイク界で上位に位置するボッシュとシマノが同様の前に突き出たデザインを採用していましたが、今年出て来たモノを見ればよりバイクらしい形状に収まるこの第三世代型の方が支持されていくことは間違いないでしょう。バッテリーは500Wとなり、なんと200キロも保つとか! とんでもない話ですが本当でしょうか?
リヤ三角にはマイクロSAVEサスペンション形状を取り入れ、35Cのタイヤを履くことが出来ます。もうダウンチューブとの径の差が同じバイクを構成するモノか? と心配になってしまうほどですが、ここは通常のシナプスやCAADシリーズで培ってきたノウハウが生きるところです。
アップ写真から分かるとおりこれはアルミフレームです。他社の動向を見るに、キャノンデールも間違いなくカーボンモデルを用意していることでしょう。まずはこのシナプスネオで小手調べと言ったところでしょうか。