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セラミックスピードといえば、現在のセラミックベアリングブームを支えているメーカーの一つです。ハブ、BB、ペダルなど、回転系に多くのメーカーに採用されており、その性能を疑う人は少ないでしょう。でもお高い(笑)。本当にお高いのです。おそらく自転車界でもっとも高額なのではないでしょうか?
しかしその理由が動画で出て来ます。他社のセラミック球はハンマーで文字通り粉々に砕け散ってしまいますが、セラミックスピードの球は砕けるどころか傷も付きません。
おう、凄いぞセラミックスピード!
そしてもう一つ高額な理由が。なんとここのベアリング、レースに入れるのも手作業、保持器を入れるのも、グリスを注入するのも、シールを入れるのも手作業なのです。うそーん(苦笑)。普通はですね、ベアリングメーカーというのはですね、機械で入れていくものなんですよ。そうでないと時間が掛かってしょうがないですから。こういうヤツ。
……、そりゃ、高額になるわけです(笑)。
まあどれだけ売れるかもわからないですから、こんな高額な機械は入れられませんか。
とはいえ、NTNなどの大手を比べて圧倒的に生産量は少ないですから、これも有りでしょう。しかしセラミックスピードにしかないものも見れます。ベアリングを保持するパンチャーを改良したようなモノから、グラインダーを改造したベアリングを回転させる機器など。ユニークな機材はこういった所でしか見られません。
有意義なモノを見せて頂きました。
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