シマノ・STEPSにミドルレンジ、E7000が追加

シマノ・STEPSにミドルレンジ、E7000が追加

シマノ・STEPS E7000

シマノがEバイクに本気です。先日出て来たE6100に続いて新グレードE7000までリリースしてきました。これでシマノ・STEPSはE8000、E7000、E6100の3グレードで攻めていくことになります。

ドライブユニット 250W、60Nm、2.88キロ E8000と同様のフレームマウント、対応BBは24ミリ。短めのチェーンステーが使用できる設計に

 

BB部に取り付けるパワーユニットにクランクを装備した図

右シフター Di2に対応した変速機。シフターはDi2のファイアボルトも使用可能だ。またIスペックEVと互換性があるように設計されており、シンプルなハンドル周りを実現出来る

 

左コントローラー これは変速機ではなくウォークアシストスイッチ。バイクを押して歩いて居るときに使用する

 

インジケーター

スマホにアプリケーションを落としてさらに多くのデータを表示させることも可能。おそらく詳細な設定もこっちで変更できる

チェーンリング

 

チェーンリング 12速用 私の記憶が確かならば、12速用と銘打った電動コンポ用品はシマノではこれが初。シマノの視線の先が伺える

 

チェーンデバイス

https://bike.shimano.com/ja-JP/product/component/e-bike-e7000-series.html

https://www.pedal.com.br/shimano-steps-e7000-novo-grupo-para-emtbs-reduz-custo-de-tecnologias-de-ponta_texto13106.html

http://www.velovert.com/information/13855/shimano-nouveau-moteur-steps-e7000

TEXT

えー、沢山出て来て少しパニック気味なbikebindです(汗)。ええ、パニックですとも! 昔よりも書く量は減っていると思いますが書きたいことは……、山積みです。こういう風になると、人を使って書かせるという気持が分かってきます。しかし私は自分の中の世間的にはどうでも良い感想をはき出したいのですよ。ああ……。儘なりませんね(笑)。

クランクやバッテリーなどはE8000などを使用。またシフターも上下に並んだSTEPSオリジナルとともにデオーレXT Di2ファイアボルトも選択できます。モーターユニットはエコ、トレイル、ブースト、ウオークアシストの4パターンに切り替えが可能です。

またEW-EN100コネクタを使用するとサードパーティなどのGPSを使用することも出来、スマートフォンと接続ももちろんです。専用アプリ、Eチューブライドによってパワー出力などを寄り細かく調整できるそうです。

ドライブユニットは250W(おそらく最大500W)、60Nmなので電力トルクともにE8000とE6100と同じです。しかし特性は異なると思われます。このE7000はE8000に寄せているようなので、あちらがデオーレXTとするならこちらはSLXといった格付けではないかと。オフロード向きのコンポと言うことです。ちなみにE6100はシティ&トレッキング用です。

また新ドライブユニットは回転抵抗も随分減らしたようで、電源が切れたり、時速25キロ以上でアシストが切れたときでも違和感なく滑らかに回ると言うことです。

このE7000はEバイクのエントリーモデル、しかもオフロードをきちんと走れるようなものという位置づけで間違いないでしょう。ハイエンドをかなりボッシュに持って行かれているので、より本格的に広まってくると思われるこのクラス以下を固めてきたのではないかと。海外のサイトを読むとE8000はかなり評判が良いようです。Di2をセットで考えれば、結構勝てそうなコンポに見えます。

さてさて、どうなりますか?

 

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