ウィリエール・チェント1 HY
ウィリエールからもほぼほぼロードバイクなEバイクが登場です!
モーターユニットをコントロールするトップチューブにあるボタン
バッテリーはダウンチューブのBBよりに設置され、BB上側から充電が出来る
リヤハブのドライブユニットを持ってきたことによって、ロードバイクとしても違和感のないデザインに仕上がった
フロント周りはディスクブレーキ対応のスルーアクスルエンド
リヤハブドライブとしてことで、一般的なBB&クランクセットが使用可能に。
https://www.wilier.com/en/products/int/road/cento1-hybrid
TEXT
今までのウィリエールにもEバイクはラインナップされていました。しかし……、どれもそこまで格好良くはなかったんです(苦笑)。BB部にモーターユニットを設置し、ダウンチューブのボトルケージ部分にバッテリーがあるといういたって普通のEバイク。悪くはないですが、惹かれることもありませんでした。
ところが! いやあ、やれば出来るじゃないですか!! 基本的にオルベア・ゲインと同じユニットを使用していると思われますが、とても自然なロードバイクに近しいEバイクです。EバイクならEバイクらしいデザインをという人もいるでしょうが、ロードバイクタイプとなると、やはりらしいさが必要だと私は思うのです。
バッテリーは250W、トルクは40Nm、重量は11.9キロというのですからスペックもなかなかです。
そしてリヤハブにモーターを持っていたメリットはBB部に現れます。このチェント1HYは一般的なプレスフィットBBを採用しています。要するに多くのクランクセットが使えると言うこと。そしてQファクターがロードバイクと同じであるということです。これ、かなり重要です。MTBタイプならある程度広くても許容できますが、ロードバイクではシビアに求められることが往々にしてあります。チェント1 HYならその心配も無用というわけです。
2019年はEロードバイクの開花の年となるかもしれません。結構な豊作が見込まれます!