2バトンというかつてないホイールについて

2バトンというかつてないホイールについて

ファストフォワード・ファルコン

なんとも心をざわつかせるホイールです……。

拡大!

 

 

EB18: FFWD Falcon Project flies a two-spoke aero wheel concept

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やるなあ、ファストフォワード!

もう意味もなく大好きですよ(笑)!!!

でもバトンホイールで2本構造になると、ここまで心がざわつくとは思いませんでした(笑)。

スペックとしては前後共通デザインで設計されます。スポーク部分はNACAデザインにて作られています。リムは48~90ミリにハイトが変化するというこちらも独特な形状です。リム、ディスクの両方のブレーキモデルを準備しているとのこと。現時点ではクリンチャーだけだがチューブラー、チューブレスも開発中とのこと。

全体の形状はまるでクルマのハンドルのようにも見えます。そしてスポーク部分からリムのハイトが変化します。ある意味ジップのNSWとも似たコンセプトです。可変ハイトリムとでも言いましょうか……。流行るんですかね?そしてバトン部分は2本で進行方向で同じ形状をしていて、まるでヘリコプターのローターのようにも見えます。スポークの張り出し相当の部分がないので、全面投影面積もかなり少ないでしょう。

素材は東レ・T800とT1000のUDカーボン。重量自体は軽くないらしいです。でもこのホイールに重量は野暮な質問でしょう。鶏から着想を得た2本バトンホイールに求めるモノは、エアロダイナミクス以外ありませんから。

すでにUCIの承認も通っているというこのホイール。町中で見かけたら、目を疑ってしまいますね(笑)。リム幅が気になるところですが、そこは今後出てくるでしょう。

面白いホイールが出て来ました!

 

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