見間違えではないようです。
https://www.pinkbike.com/news/tech-randoms-lenzerheide-downhill-world-champs-2018.html
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先日のワールドカップで目撃されたようです。
えー、……確かに今までのカシマコートとは異なりますね。撮影状況にも夜のですが、今までの茶色というか金色のようなコーティング色に対して明らかに色が濃いです。従来通りクラウンの真下に名前は入っているっぽいです。
ただ、カシマコートって色のばらつきが結構あるんですよね。これは品質のばらつきなどではなく、製作工程上仕方のないことだそうです。なので製品は左右の色が揃うように選んでいるのだとか。その色の濃淡での性能の違いはないそうです。また、過去にショーワやコーワのフォークでもカシマコートは採用されていたのですが、その時の色はフォックスと違い、焦げ茶というか黒に近い色でした。まあこれはアルマイトに流し込む色の違いでもあるそうなのでそういうカシマコートもあると思って居ればいいかと。
しかし今までとわざわざ変えてくる理由は……、何かした変更したと考えるのが人情というモノです(笑)。
http://www.kashima-coat.com/service/kashima-coat/wcoat.html
カシマコートにはWコートというさらに上のコーティングがあるのです。通常のカシマコートがアルマイトの中にモリブデンを入れているのに対して、プラスその上にテフロンをコートするというものです。通常のモノに対して初期摺動性に優れるとか。
あくまで憶測でしかありませんが、カシマコートが採用されて結構経ちます。何か新しいものを模索するのもあり得る話です。