マドンも新型か? ディスクブレーキモデル登場!

マドンも新型か? ディスクブレーキモデル登場!

これが2019年の新型なのか……?

 

ハンドル&ステムはインテグレーテッド形式ではなくなる? 送りとシャクリの微調整ができそう。歓迎する人も多そうだ

 

ヘッドチューブはフロントブレーキのワイヤライン用のカバーがなくなっている。

 

ヘッドチューブの上ワン部分の膨らみから中間部分が細くなり、下ワン部分で再び膨らむ形状は従来通り。しかしブレーキ用の特殊パーツがなくなったため、随分すっきりしている

 

前からと横からの太さのギャップが激しいフロントフォーク。空力に優れているのは間違いないが、更なるワイドタイヤにも対応しているようだ

 

このマドン、最大の変更点となるであろうディスクブレーキ。もちろんフラットマウントだ。9シリーズマドンではオリジナルブレーキを採用していたので、シマノ製採用は久しぶりのこととなる。不満は聞かれなかったが最高だとも言い難かったので、このディスクブレーキ化で真に最強エアロロードとなることが出来るのではないか

 

圧倒的なボリュームのBB部。近年BBのスレッド回帰が一部で起きているが、トレックはあくまで圧入形式の軽さにこだわるようだ

 

シートチューブが後方へしなるトレックオリジナルサスペンション・ISOスピードも変わらずに採用するようだ

 

9シリーズではその前の8シリーズに採用していたチェーンステーダイレクトマウントブレーキを止めて、シートステーにブレーキを戻していた。しかしディスクブレーキ化によってそれもなくなった。一見すると違和感が生じるほどの空隙がリヤホイール周りに存在する

 

 

リヤエンドは当然のことながらスルーアクスル仕様。142ミリタイプだと思われる。リヤディレーラー用のエンドはリプレーサブルのようだ

https://www.bikeradar.com/road/news/article/trek-madone-disc-spotted-52387/

TEXT

プロトタイプを全く見せずに、ほとんど完成モデルを出してくるのが流行なんでしょうか? 私はプロトタイププロトタイプしたものって大好きなんですけど……。いまは油断するとすぐぱくられてしまいますから、メーカーも油断しないということなのかな?

いずれにせよ、マドンの新作です。ディスクブレーキを装備しただけとも受け取れますが、マドンはオリジナルブレーキがあの性能の一端を司っていたのは疑いようもないので、それが変更されたということは走りが変わったと予想するのは間違っていないはずです。

で、見てみると……、結構変わって居るのです。最大の変更点はフロントフォークでしょう。もう圧倒的にボリュームが増えています。クラウン部もそうですが、なによりもエンド部まで太いのが目に付きます。フロントエンドの前の部分が随分ゆとりがあります。これはおそらく空力のためでしょう。ディスクブレーキのためかな? ダウンチューブもスペシャライズドと同じくフロントフォークからの流れに沿うようにへこみがあります。そしてヘッドチューブもフロントブレーキ用のギミックがなくなり、シートステーもリヤブレーキ用マウントが消失、左チェーンステーもディスクブレーキ台座が付き、リヤエンドはスルーアクスル化で完全に変更。

こうやってピックアップしていくと前三角も後ろ三角も変わり、フロントフォークも全く異なると言うことになりますから、10シリーズマドンだと言われてもおかしくありません。

バイク自体は完成しているようですので、プレスリリースなども間近ではないかと思われます。

 

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