グッドイヤー・ロードバイク用タイヤイーグル、F1,F1スーパースポーツ追加!

グッドイヤー・ロードバイク用タイヤイーグル、F1,F1スーパースポーツ追加!

グッドイヤー・イーグルF1、イーグルF1スーパースポーツ

グッドイヤーが昨年のハイエンドバイクタイヤ参入に引き続き、ロードモデルの拡充を図ってきました。

イーグルF1スーパースポーツ
●スペック●
■サイズ 700×23、25、28
■コンパウンド ダイナミックGSR
■ケーシング NA クリンチャー
■ビード ケブラー
■重量 700×23(180グラム)、25(190グラム)、28(205グラム)

イーグルF1
●スペック●
■サイズ 700×23、25、28、30、32
■コンパウンド ダイナミックGSR
■ケーシング NA クリンチャー
■ビード ケブラー
■重量 700×23(195グラム)、25(210グラム)、28(235グラム)、30(250グラム)、32(260グラム)

 

手前がF1、奥がF1スーパースポーツ

 

https://www.goodyearbike.com/road-uhp

Goodyear Eagle F1 ups their game with new top-level road racing tires

TEXT

いやいや、これまた時間が空いてしまいました(汗)。

どうも体調がイマイチで……。病院とか救急車のお世話になる始末……。

パソコンもキーボードが一部のキーが効かなくなったりという、まあ、さんざんですね(涙)。

終いには家の目の前の川が氾濫寸前というか、河川敷の草木を根こそぎ持って行ってしまいましたよ。

恐ろしい話です。

ぼちぼちやって参ります。

 

さて、昨年グッドイヤーが突然発表したハイエンドバイクシリーズ。ロードバイク用はチューブレスレディのイーグルシリーズだったのですが、その上に位置するクラスを投入してきました。『イーグルF1』と『イーグルF1スーパースポーツ』です。ただし、F1シリーズはクリンチャーです。どうやら軽さを重視したモデルにしてきたようです。普通のイーグルが300グラム(25C)なので、スーパースポーツの190グラム(25C)と比較するとかなりの軽量化です。さらに言うとイーグルシリーズは19ミリ幅リムを基準としたワイドタイヤなのに対して、イーグルF1は17ミリ幅リムを基準とした旧世代よりの設計が施されて居ます。しかしこれは古いという訳でなく、まだ完全にディスクブレーキワイドタイヤが普及仕切っていない現在では、最も多くのユーザーに合わせたと解釈する方が良いのではないかと。

『イーグルF1』と『イーグルF1スーパースポーツ』の立ち位置としては、スーパースポーツの方が高い格付けのようです。コンパウンドやケーシングを一緒なのですが、トレッド面にサイピングが入っている方がノーマルF1、何も入っていない方がースポーツです。またアンチパンクベルトのRシールドもスーパースポーツの方が狭く設計されています。結果、スーパースポーツの方が軽く出来ています。スーパースポーツの方が決戦的な使用に向いていそうです。

今回最も注目すべき点は、コンパウンドでしょう。イーグルのコンパウンドが一般的なシリカ配合タイプだったのに対して、新作のF1はダイナミックGSRというものを使用しています。最後のアルファベットはグラフェン、シリカ、ロードという言葉の頭文字を取られています。そう、数年前から好評のヴィットリアの上級モデルに使用されているナノ素材グラフェンです。しかもシリカとのハイブリッドなのですから、かなり研究してきていると推測されます。さらにそのベースとなるゴムも天然と合成を混ぜ合わせたものであり、天然のひび割れ反乾燥性、合成の低転がり抵抗をうまく取り入れているというのですから、これは期待してしまいますね!

全体として見渡せば、このイーグルF1シリーズは細身のクリンチャー、キャリパーブレーキ仕様、すなわち従来からのオーソドックスなロードバイクに最適なタイヤではないかと推測されます。その中でもグラフェン&シリカのハイブリッドという最先端の技術を味わえるのですから、かなり面白いタイヤなのではないかと。人とは違うモノが良いという人にもぴったりですね(笑)。

 

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